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Tweagle
Tweagle, Twister,若干在庫あります。
Tweagle, Twisterの尾翼のみも若干あります。
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F3K岩手大会
F3K岩手大会が開催されます。
http://blogs.yahoo.co.jp/new_palmball/65126340.html

▼エルロンロッドの作り方 【BLASTER 3 SC 編】
▼エルロンロッドの作り方 【BLASTER 3 SC 編】
DSC_0032.jpg
付属の純正リンケージ、ちょっと頼りありません。
ポッドに穴をあけてカーボンロッドで直線的にリンケージしました。

1DSCF0145.jpg
① ブームに保護のためのビニールテープを巻き、ウィングホルダーを削ります。

2DSCF0158.jpg
② L字に曲げた1.2~1.5mmステンレスロッドを内径2mmの真鍮パイプに入れ、パイプ先端をつぶして
  フラットにします。
③ 真鍮パイプとステンレスロッドを半田付けします。
④ 真鍮パイプ内側に半田が流れた場合は、2mmドリルで内径2mmに修正します。
⑤ 真鍮パイプ内側と2mmカーボンロッドの粗し・脱脂をしてエポキシで接着します。

2DSC_0037.jpg
⑥ ポッドにリューターで穴をあけ、ダイヤモンド棒やすりで仕上げます。ロッドが直線になるように慎重にあけます。
  大きさも最小限の大きさです。
⑦ ロッドがエルロンホーンとウィングホルダーの間に挟まれるように、エルロンホーンを接着します。
  絶妙な位置決めが必要ですので慎重に。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
次にサーボ側です。
フラッター防止・サーボ負担軽減・ブレーキ角の確保、の3点を両立するには、サーボトラベルを有効に使う
正確なリンケージが重要です。そこでサーボ側を調整式にしました。空気抵抗減のため動翼側は固定式です。

DSCF0141.jpg
① M2ビスをカットし、内径2mmの真鍮パイプに半田付けします。
② 真鍮パイプ内側に半田が流れた場合は、2mmドリルで内径2mmに戻します。
DSCF0146.jpg

③2mmカーボンロッドと真鍮パイプ内部の粗し・脱脂処理をした後、エポキシで接着して完成です。

次回は【Snipe編】【Tweagle編】と続きます。
▼翼面積グラフ、翼厚グラフ
▼翼面積グラフ、翼厚グラフ

○翼面積

 翼面積をグラフにしてみました。
_yokumensekim1.jpg

SNIPEが圧倒的に小さいの?
実はこう↓
_yokumensekim2.jpg

新型○○○は、こんなに性能アップしました、みたいなプレゼンやる時は、
前者のようなグラフがいい、中身よりも見た目や外っ皮で評価される時代だから。

翼面積が大きいほうが「浮く」の?
沈下率は翼面積じゃなくて、翼面荷重や翼形で決まる。現在はメカが軽く、小翼面積でも軽翼面荷重にできたり
するから、翼面積だけで「浮き」は決まらない。それに、「浮き」は沈下率だけでは決まらない。
だいたい、「浮き」なんていう量は無い。(後述)

翼型・翼面荷重が同じで、翼面積だけが違う場合に何が違うかというと、大きいほうが外乱で少し動きにくくなる
ことがある(平面形にもよる)。ただし翼が重くなるとランチでヨー収束が遅くなるから、ランチ高度にはマイナス
要因だ。ランチパワーもいる。

               大翼面積機  小翼面積機
------------------------------------------
外乱に対する安定性     ○       ×
ヨードリフトの収束       ×       ○
ランチで必要なエネルギー  ×       ○

翼面積が変わると、この3点とレイノルズ数が若干変わる。


○翼厚
 グライダーにとってとにかく欲しいのはL/Dや侵入性だけれど、飛ばしやすさや楽しみやすさ、気軽さ、
サーマルの乗りやすさなどから、「浮き」「粘り」という表現で、扱いやすさを求める人も少なくない。

「浮き」「粘り」という性能指標(量)は無い。沈下率とも違うだろう。なぜかというと・・・
たぶんほとんどの人が「良く浮くな~」「粘るな~」と感じるのは、沈下率だけの影響ではないと思う。
同じ最小沈下率を持っていたとしても、薄翼機は速度が容易に上げられるので、「浮く・粘る」感覚が弱く感じられる
かもしれない。逆に厚翼機は抵抗が大きく速度が上がりにくいので、同じ最小沈下率であっても「浮く・粘る」感覚が
強く感じられるかもしれない。それに加えて静安定と動安定が良ければ、さらに「浮く・粘る」ように感じるはずだ。
(たとえ最小沈下率が同じでも)

「沈下率」はバラストやキャンバーで変更できる。しかし翼厚は変更できない。
翼厚の効果による「浮く・粘る」と言われる感覚はセッティングで変更できないから、それが機体の個性になる。

翼厚をグラフにするとこのようになる↓
 yokuatsu.jpg

Tweagleが圧倒的に薄翼か?

これも実はこうだ↓
 yokuatsu2.jpg
実はあまり差が無い。

しかし・・・
SnipeとTweagleを投げてみると違いが感じられる。
翼厚比のわずかな違いが大きく影響することは、自作機でテスト経験がある人は知っていると思う。

そうは言っても全体のDLGから見れば、SnipeとTweagleは真っ直ぐ飛ぶことに関しては似ているほうだろう。
Voltex2、Streamや、ブラスターなどに比べれば薄翼だ。SnipeとTweagleで大きく違うのはむしろショートテール
&ショートノーズと、わずかに異なる平面形、翼厚分布の違いによる効果かもしれない。

翼面積が大きいほど、そして翼厚比が大きいほど抵抗が増えるので、試しに翼面積と翼厚比の積をグラフにしてみた。
正確にはそう単純じゃないけれど、これが大きいほど質量が必要になるかもしれない。
yokumenn_yokuatsu.jpg

これで見るとSnipeとTweagleの数値はさらに似てくるから、要求質量は大差ないかもしれない。ただTweagleは
より薄翼で翼面積がわずかに大きい。よって、ランチでは抵抗が少なく、ターンでは翼面積でしっかり沈下を抑
えることができる。外国産だけれど、一部を除いた多くの非力な日本人には合う機体かもしれない。

翼厚を増やす、翼面荷重を減らす、キャンバーを増やす、この3つはどれも抵抗感が増すけれど、それぞれ
ちょっと違った特性をもたらす。SnipeとTweagleの滑空特性の違いはそういった要因から生じているのだろう。
DSC_0051s.jpg

扱いやすさで見れば、
 ブラスターはゆったりドライブ向きのどっしりクラウン、
 Snipeはレーシング入門的な役割をもったGT-R、 
 Tweagleはサーキット専用車両、
かもしれない。 これは私のイメージだから、クルマ好きの人ならポルシェやフェラーリ、あるいはApriliaや
Ducatiでも引っ張り出して来て例えてもらっても面白いかもしれない。
sssDSC_0050.jpg
「性能」と「扱いやすさ」のバランスをどうとるかはフライヤーの問題だ。
多くのフライヤーは飛び方の原因を機体に求めすぎている気もする。

トンビなんてとても重いのに、文句も言わず優雅に上がってしまう。

 いろいろ見ていると世界のトップレベルの選手も思い思いの機体を使っているみたいだ。優勝機って言ったって、
実はメーカーサポートがあったり(タダでもらっている)、自分で設計していたり、自国の代表的な入手しやすい機体
だったりと、優勝機だからって一番の機体を選んでいるとは限らないし、それに誰が飛ばしても一番良く飛ぶとは
限らないし、どんな条件でもベストとは限らないし、すべてのタスクでベストとは限らないし、それよりなにより一長
一短なのだから、1番の機体なんて決まらないというのが真実だと思う。

 それに、作りやすさとか、綺麗さ、耐久性、デザインとか、わがままを言いだしたらそれはもうキリがなく、たぶん
100ぐらいの評価要素があって、何をどれだけ優先するか、つまり多項式の係数みたいなものも人それぞれだ
から、1番の機体なんて価値観で大きく変わる。世界戦のどの選手も、何らかの理由で飛ばすことになった機体
を大会に持ち込み、それでベストを尽くしているんだと思う。

ssCIMG1371.jpg
機体づくりはかなり面倒だ。クロス、エポキシの選定や道具の準備だけでもものすごい労力がかかる。
 作業が終われば道具の整理と掃除。部屋や体は粉塵だらけになるし、溶剤やエポキシのガスを吸引したり、
カーボンの細かいチクチクを肺に吸い込んだり目に入れたりすることは、マスクやメガネなんてしたって完全には
避けられない。ちょっと書いてもこんな感じだけれど実際はそれはもうたくさんの作業や犠牲があってとにかく大変
で、もはや生活どころか人生を捧げる作業だ。

 どんな機体でもそうやって面倒な事を誰かがやってくれて作られているわけで、それが産業製品で有ろうと
無かろうと、リブ組み機だろうとコンポジット機だろうと、自分好みに飛ぼうが飛ぶまいが、世界のすべての機体に
敬意を表したいものだ。

 機体が飛んでくれるんじゃなくてフライヤーによるところが大きいのがこの世界。そうじゃなければ世界中で
特定の機体ばかり優勝してしまう。実際はバラバラだったり、強い選手が使っているから常勝だったりする。

 どんな機体でも、セッティングしていくと結局は同じような特性に近づいていくことが多い。揚力過多なら
バラストを増やし、揚力不足ならバラスト少なめでキャンバーを下ろす。舵が効かなければ舵角を増やしたり、
効きすぎれば舵角を減らしたりと、結局しっかりとコンディションに合わせると同じようなものになってしまう。

この機体はこのコンディションに合わない!、なんて言っている人がいたら、
それはあなたがそのコンディションに合わせていないからなのです。

ただ、ランチパワーに自信が無い場合は、抵抗の少ない機体で軽く作るのがいいだろう。抵抗がある機体ほど
重さが必要になる。350g機を53mまで上げるエネルギーは、230g機を80mまで上げるエネルギーとほぼ
同じだ。(空気抵抗を無視した概算値)

ランチパワーがある人は、もう何でもいいだろう。セッティング次第だ。

とはいっても、ああだこうだ機体を見るのも楽しいことなので、お金がある人は新しいのをどんどん買って、
お金をばらまいてもらうのもいいかもしれない。(無い人でも買ってる?)

最新グライダーだろうと最新ジェット戦闘機だろうと、それらを作ったのはまともに飛ばない性能の悪い飛行機から
始まった歴史や、航空技術者を育てた10mも飛ばない紙やバルサの飛行機があったからだろう。

▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その5 --
--- 厚翼の意味 --- 

 このように、厚翼の大きな利点は沈下率とはもはや言えません。 
  (厚翼はバラストが必要になる。薄翼でもキャンバーで沈下が抑えられる。)

 むしろ厚翼と薄翼の大きな違いは次の点です。

  
  (1)主翼の剛性が上がる
     
     エポキシの柔らかさ、内部構造の弱さ、ハイアスペクト機などで、翼厚が必要になることがあります。


  (2)エルロンサーボを翼内に入れやすい。
 
     同じ翼厚%でも、ハイアスペクトだと翼厚が薄くなります。
     Voltex2(=翼内サーボ)が厚翼なのはそういうことかも。

     
  (3)L/D特性が初心者向きになる。
    
     次のような傾向が出しやすくなる面があります。(ただし翼型による)

      薄翼・・・最大L/Dが上げやすい。L/Dが良い範囲が狭くなる傾向。(レーシングエンジン?)
      
      厚翼・・・最大L/Dは落ちるが、L/Dが良い範囲を広くしやすい。(フラットトルク?)
 

  (4)動安定の違い

    動安定は、小さく軽いDLGでは重要だと思っています。
    
    薄翼の典型的なペネトレーター(バラスト無しで侵入性が良い薄翼機)は、失速しやすい、
    失速が速いと、感じる人も少なくないようですが、実際は失速速度はかなり遅いです※。
      ※必要以上のバラストを積んだ場合や、翼面荷重が異常なほど大きくなった場合は別として。

    ○ 失速速度は十分遅い、静安定もある、のになぜ失速に入りやすく感じることがあるのか?

     ⇒動安定が悪いことが良くあります。
      動安定が悪いと、失速速度が遅くても、静安定があっても、失速に向かっていこうとしてしまい、
      失速速度が速いと感じてしまいます。
    

    ○同じ製品・重さなのに、人によって沈下率が大きい場合があるのはなぜか?

     ⇒動安定が悪いと、失速を恐れる操縦になり、速度が速めになってしまいます。
     つまり暴走です。薄翼は抵抗が少ないので暴走も容易です。
     
    
    ○薄翼は?

     ⇒エネルギーロスが少ないので高性能機になる傾向はありますが、動安定が悪化する場合があります。
        
    
    ○厚翼は?
    
     ⇒水中の振り子と似ています。振動がすぐ収まります(減衰振動)。
      エネルギーを捨てているからです。安定性と引き換えに、性能が犠牲になります。

    ○Snipeは?
    
     ⇒抵抗が大きく、常にブレーキがかかっている感じです。その結果、暴走しにくく、速度が
      上がりにくいので、ラフな操縦による沈下率悪化は起きにくくなります。万人向けです。
      そのかわり、進みたいときにも進みません。

    ○Tweagleは?
    
     ⇒抵抗が少なく、滑空角を増やすと容易にスピードアップします。
      遅くも速くも進めます。操縦に対して素直に反応するレーシングマシンです。
      薄翼は揚力を出すために余計にキャンバーを下ろします。すると「静安定」まで悪化します。
      エキスパート向けです。

    ○一言でいうなら?
    
     ⇒TweagleとSnipeは、F1とGT-Rのようなイメージでしょうか^^

  
  (6)失速速度の違い

    それほど違いはないと思います。厚翼はバラストが必要になるので、同じ侵入性にしたら
    厚翼でも失速が速くなるからです。もしかすると同じ侵入性にそろえて比べると、逆転している
    かもしれませんね(未確認)。
    

 SnipeとTweagle、似ているところもあれば、違うところもあります。

  Snipeはブレーキがかかりながら飛ぶイメージで、暴走しにくいですが、進みたいときにも進みません。
  バラストにより沈下率が悪化し、サーマル上昇率も悪化します。セッティングで特性はあまり変えられ
  ません。
  
  Tweagleは薄翼で、どんどん前に出ようとします。セッティングと操縦で速度が自由に変わります。
  バラストにあまり依存せず、キャンバーで飛行中に侵入性/沈下率の比率は自由に変えられます
  から、沈下率と侵入性の両立が可能です。
   強風時でもちょっとダウンを打つだけで済み、ダウンをやめても速度を維持しやすいので、あまり高度
  が落ちずに前に出てくれます。高速L/Dも抜群です。ただし前に出たら自分で速度を落とす必要があり
  ます。よりエキスパート向けです。

  ツーリングマシンSnipe? と、レーシングマシンTweagle?
  どちらが好みに近いかはこれで判断できると思います。どちらもいい機体ですね。

▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その4 --
--- 沈下率の比較方法とは? ---

 沈下率が同じになるように、Tweagle/Snipeを調整することはできます。(Tweageのキャンバーを強めに)
 侵入性が同じになるように、Tweagle/Snipeを調整することはできます。(Snipeにバラストを追加)

 よって、沈下率や侵入性は、単独で見ても意味がありません。(可変キャンバーの場合)
 しかし、次のような比較なら意味があります。
                              
 1.『 TweagleとSnipeを同じ沈下率にした時に、どちらの侵入性が高いか? 』
    (あるいはTweagleとSnipeを同じ侵入性にした時に、どちらの沈下率が小さいか?)
    
     Snipeのほうを重くして、軽いTweagleと比較することになります。
     これは現在テスト中です。感触はわかってきましたが、人の感覚というのはいいかげんです。
     やはり定量的に見たいところ。
     
 
 2.『沈下率/侵入性のバランスが、飛行中にどれだけ変更できるか?』
 
   これは、

    「サーマルでは強キャンバーで小さい沈下率で急上昇。その後、キャンバーを戻して高速帰還」

   といった飛行のために重要です。風が強いほど、このメリハリが必要になります。

    Snipeのほうが厚翼なので、常にブレーキがかかっている感じになります。キャンバーを戻しても
   抵抗が減らないため、よりバラストが必要になります。そしてバラストで沈下率が増え、サーマル
   上昇率が悪化します。
    ただ、ブレーキがかかっているわけですから、暴走しにくく、初心者には飛ばしやすいと言えます。
    ただしブレーキは取り除くことができません。抵抗の多い厚翼機の宿命です。

    Tweagleは薄翼で抵抗が少なく、前に進みたがる機体ですから、キャンバーを多めに下ろして
   沈下率を抑えます。帰還時はキャンバーを戻すだけで高速帰還ができます。ダウン打ちも少なくて
   済みますから、少ない高度ロスで帰還できます。そしてバラストが少なくて済むので、サーマル
   上昇率は高いままです。
   

 端的に言えば、(両機を相対的に端的に表した場合)

  Snipe=ブレーキがかかっている。Tweagle=かかっていない(よりフリーに進む)。
 
  Snipe=バラスト依存性が大。 Tweagle=バラスト依存性が小。
  
  Snipe=飛行中に侵入性を上げにくい。(バラストで調整) Tweagle=飛行中に侵入性を上げやすい。(キャンバーで調整)
  
  Snipe=強風下ではサーマル上昇率が犠牲。 Tweagle=強風下でも、サーマル上昇率は高いまま。
 
 といった傾向になります。
 
 

 SnipeとTweagleの違いはそれだけではありません。
 (続く)
 
▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その3 --
▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その3 --

【沈下率】

 沈下率(sink rate)はグライダーの性能指標としてはあまり重要視されませんが少し触れてみます。


--- 翼厚は必要か? ---

 Snipeのほうが厚翼です。 では、Snipeは沈下率の点で有利なのか?

 競技用の紙飛行機は、紙1~2枚の超薄翼ですがキャンバー翼(※1)でとてもよく浮きます。
  ※1 実はキャンバー翼ではないゴムカタパルト部門の垂直上昇機(ほとんど平板!)でさえ、調整すれば非常に
     良く浮きます。キャンバーさえ必要ないのです。(実際にはReもからむ。)

 沈下率を減らすのに、翼厚は実はさほど必要ありません。

--- 沈下率の比較 ---

 厚翼ほど、侵入性を上げるのにバラストが必要です。そして沈下率が増えます。
  
 Snipeにバラストを積み、Tweagleと同じ侵入性にそろえた場合、
 Snipe/Tweagleどちらが沈下率が小さいでしょう?
 
   わかりませんよね。

 「厚翼は沈下率が小さい(※2)」 とは一律には言えないわけです。
 (※2・・・同じ翼面荷重で比較してしまっている。性能ではない「翼面荷重」を揃えても意味が無い。)
  
  (続く)

▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その2 --
▼Tweagleインプレッション  -- Snipeとの違い その2 --

▽テールはかなり短い
DSC_0057s.jpg
 
【高速特性(高速L/D・侵入性)】
  Tweagleのほうが薄翼なので、典型的なペネトレーター(侵入性を重視した機体)です。
  設計者によればTWISTER3よりL/Dが上がっていて、Max L/D時の速度も速くなったということです。
  
【安定性】
 ショートテールですが不安な感じはありません。設計者の言う「上尾翼の効果」も多少あるでしょう。
 初飛行は強風下でしたが、安心感がありました。

【コントロール性】
  素早くターンに入れやすい機体です。ショートテールの効果と、マスの集中化、翼端の軽量化も
 関係していると思われます。それなのに直進性も悪くありません。やはり上尾翼の効果はありそうです。
 エルロンは+-10mmですが、荒れた中でも十分です。6mmで飛ばしている仲間もいるぐらいです。

(続く)

▼Tweagleインプレッション --- Snipeとの違い ---
▼Tweagleインプレッション  --- Snipeとの違い ---

 Tweagleを早々と手に入れていたのに手つかずのまま冬入り。冬の間に製作し、やっとTweagleが飛びました。

▽見た目は似ている・・・
DSC_0051s.jpg


【製作編】
 メカ搭載方法は以前から図面を描いていましたが、結局はオーソドックスなメカプレート式です。
他の方法も試作しましたがボツにしました。動作時も含めた干渉、耐フラッター性、ブレーキ、重心、剛性・耐久性、
リンケージ調整、メンテナンス性、信頼性、動作精度などをすべて両立させるためにに、CADで確認しながら絶妙な
位置に微調整。ギター弦はパイプなどを介することもなくテールまで一直線です。
エレベーターの動作精度は特に重要ですね。

 先に作った人から聞いていた情報で、エルロンホーンのサービスホールが開いたままだと、上昇姿勢が変わったり音
が出たりするらしく、テープで塞ぐといいということです。

▽まったく異なる尾翼・・・
biyokuDSC_0054.jpg

【飛行編】
 TweagleとSnipeを、同じ日の同じ時間帯に、ほぼ同じ重心で比較しました。

 バラストなし比較というのは意味が無いし、同重量での比較も意味が無いし、同じ翼面荷重での比較も意味が無い
です。バラストでランチは上がるし、侵入性も上がるからです。

 ときどき厚翼なのに○○○のほうが上がる、なんてことがあったり聞いたりするけれど、よく聞くと重かったりする。
ノーバラストでの比較は意味が無いわけです。

 そこで1つの例として、バラストを積んでほぼ同じ沈下率(これも人間の感覚だから精度は悪いです)にしてのテスト
もしました。これでランチが上がるならそちらがランチでは有利ともいえるからです。(実際には他の要素もあって
総合的に有利とはいえないけれど)

 いろいろな比較の結果は航空力学通りでしたが、どういう違いがあるのか書いてみます。

▽同じではない平面形・・・
DSC_0056s.jpg

【ランチ編】
 Tweagleはやはり楽に上がる。軽く投げてもス~と上がってしまう。
Snipeより薄い中央翼型や、マスの集中化、主翼下の抵抗が少なそうなスリム胴体などの効果もあるでしょう。
腰や肩に爆弾をかかえている人は、体に優しい80%ランチがお勧めです。Snipeより少ない体力(パワー、力、速度)
で同じ高さに上がります。

 Snipeだってかつての機体から比べると上がるほうだけれど、Tweagleと比べてしまうと抵抗感やエネルギー損失感が
ある。Tweagleと同じ高さに上げるにはバラストが必要になり、Tweagleよりも翼面荷重は多めになる。バラストを積んで
も積まなくても、Snipeは同じ高さに上げるのにより多くの力や速度やパワーが必要でした。

では翼厚の厚いSnipeには、「沈下率」でアドバンテージがあるのか?  これは後述します。
リンケージ最適化
ブレーキを大きく降ろすのは簡単です。サーボホーンを長く、動翼ホーンを短くすればいいだけ。
しかしそれではフラッターが起きやすくなります。動翼の動作精度や、動翼保持トルクの点でも不利になります。

そこで動翼ホーンは長めにしつつ、サーボホーンは最小限の長さにして、なおかつ必要なブレーキはそこそこ
確保したい。そのためには、サーボ動作幅を効率よく最大限に生かすように最適化したいところです。

サーボのニュートラルは、最大DOWN(ブレーキ時)と最大UPの中間にします。
サーボホーンの穴の位置、またはニュートラル位置(ややDOWN)を算出して無駄の無いようにします。
基本となる計算式は以前書いた通りですが、ex2)を追記しました。

 ・下ろしたいブレーキ角、動翼ホーンなどが決まっていて、サーボホーンの穴はどこに開けるか?
    を決めるときは、ex1)を参考にしてください。

 ・胴体幅やフラッター対策の関係でサーボホーンの穴が先に決まっていて、なるべくブレーキが下りればいい、
    という場合はex2)を参考にしてニュートラル位置を算出し、ロッド長さを合わせてください。
   ブレーキが下りる角度αは α=2χ+β と算出できます。

Ailron3.jpg
 ※ちなみに計算無しでもセット可能です(どこまで下りるかがわからなくていい場合)。
  例えば AIL UP=10mmにしたい場合、エルロンを右にフルに打った状態で左エルロンを10mmUPにすれば
 左エルロンがセットできます。同じように、左にフルに切って、右エルロンをセットすれば完了です。

Tweagle塗り絵
tweaglePaint.png


▼FUTABA 14SGで、キャンバーをデジタルトリム化
▼FUTABA 14SGで、キャンバーをデジタルトリム化

JRだと多くの機種でキャンバー専用のデジタルトリムがついていて、フライトモードごとの調整が手早くできます。
双葉14SGはキャンバー用のデジタルトリムがありません。TRIM-MIXメニューを呼び出す必要があります。
14SGCIMG0854.jpg
双葉で6つのデジタルトリムとサイドレバーの両方がついているのは18MZだけのようです。とても重いうえに、
27万円です。そこで14SGで、スロットルトリムにキャンバーを割り当てる方法を考察しましたが、素直に
FUNCTION機能で割り当てるとサイドレバーと共存できませんでした。解決策を見つけたので紹介します。

 まずあらかじめコンディションを作っておき、T1-T4SETでSEPARを確認します。

●その1 キャンバーデジタルトリムとサイドレバーのどちらか一方のみを使う方向け

 FUNCTIONのCAMBで CTRL=RS とすればサイドレバーでキャンバーが動きます。
 FUNCTIONのCAMBで CTRL=T2 とすればスロットルトリムでキャンバーが動きます。

 ※CTRL=RS, TRIM=T2 とすると サイドレバーだけが機能します。
   CTRL=T2, TRIM=RS とすると T2トリムだけが機能します。
  つまりTRIM設定が機能していません。V1~V4でもchでもダメでした。
  もしかして未実装なんでしょうか。
  これではサイドレバー(ランチでは強制無効が条件)とトリム割り当ての共存ができません。

●その2 キャンバーデジタルトリムとサイドレバー(ランチ以外)の両方を使う方向け

 (1)FUNCTIONの V1 CAMBで CTRL=RS(G) にする。
 (2)CAMB-MIXで ACT=ON sw=-- CUT=-- にしたうえで、AIL/ELVの値をコンディ
    ション毎に適切な値(ランチでは0%)に設定する。これでサイドレバーでキャンバーが動きます。

 (3)T1-T4SETで T2 STEP=2 MODE=SEPAR にする。
 (4)Prog-MIXで、 T2→AIL 100% 100% LINK=-(マイナス) にする。
    注意:すべてのコンディションに100%の入力をします。コンディションを切り替える
        と未入力のものは0%になりますので注意して下さい。
   これでスロットルトリムでキャンバーが動きます。しかもコンディション毎にデジタルトリム値を保持
   しますからJRと同じです。TRIM-MIXも不要になります。

●おまけ情報
  CAMB-MIXでDelay設定すると、キャンバー切り替え時に変な動き(Uターン現象)が起きます。
 サイドレバーが中立だと起きません。どうもサイドレバー中立の位置に素早く動いてから所定の位置に
 ゆっくり動くような気が。そこでCONDITIONでも同じ値でDELAY値を設定すると、Uターン現象が起きなく
 なります。しかしCONDITIONでDELAYをかけると、切り替え時にスティック動作が重なった場合、なんと
 スティック動作まで遅くなってしまう仕様のようです。したがって絶対にCONDITIONでDELAYをかけては
 いけません。Uターン現象を黙認するか、またはCAMB-MIXでDelay=0としてください。
▼SNIPE vs Blaster 3SC
●SNIPE vs Blaster 3SC

Blaster 3SCとSNIPE-light を製作しました。
製作するうえで注意すべき点が・・・
sDSC_0044.jpg

▼BLASTER 3SC
表は綺麗なネオンオレンジに、ホワイトのワンポイント、裏はストライプでとても見やすい最高のカラーリングが来た。
sDSC_0026.jpg

<製作編>
 気になったのはまずウイングボルト受け。ねじ山、特に後ろ側が浅く不安がある。実際壊した例があるらしい。
そこでカーボンパイプまで穴を貫通させてタップでねじを切り、少し長いボルトに交換した。穴あけの際、
既にあるねじ山を傷めない工夫が必要だ。ドリルややすりでは傷めてしまう。今回はちょうど良い(ネジ径より
もわずかに小さい)三角錐型リュータービットがあったのでそれで貫通させ、2mmドリルを通し、タッピングし、
瞬間を奥にしみこませて再びタッピングした。
DSCF0012.jpg
DSCF0015.jpg

 オールフライングテールだが、軸やサーボのガタが嫌なので、0.5mmの穴を2か所に開けてトーションバー
を作って組み込んだ。ワイヤーはギター弦(錆びにくいElixirの009)を使ったので軽い。ワイヤーの抵抗が無
く動きがとてもスムーズになった。ヒンジが無いのでヒンジ負けが無くトーションバーの弾力がすべて有効に
なり、空力で負けることもなく宙返りがガンガンできた。トーションバーとフライングテールはとても相性がい
い。そして何といっても舵残りが無くなるので、CGを後ろに持ってきても安定感がある。
DSCF0149s.png

 付属のコントロールホーンは接着面積が少なく、グラつきやすっぽ抜けの心配があるので作り直した。
後縁近くまで伸ばすことで動翼の剛性を保持する狙いもある。薄い後縁付近は翼形を崩したくないので
カッターを入れたくない。そこで半埋め込みにした。
10547243_321394644700481_9192403312638921938_o.jpg

エルロンホーンはなるべく長く、サーボホーンはなるべく短くするのが基本だ。サーボへの負担を減らして、
耐フラッター性や信頼性を上げるためだ。しかしブレーキは十分降ろしたい。そこでリンケージの最適化が
必要だ。例えばAIL UP=12°、AIL DOWN=50°なら、ニュートラル位置を32°DOWNの位置として、それを
基準にロッドとホーンの直角をセットする。
Ailron2.png

エルロンロッドは付属の金属線では頼りないので、2.5mmカーボンロッドを使用した。ポッド出口でのサポートもあるので
フラッターはたぶん起きないと思われる。胴体に沿わせることで、抵抗になる胴体外のサポートは不要にした。ロッドキー
パーも不要で、脱着も容易になる。
s_ail_DSCF0163.jpg

 以前にもBlasterは飛ばしているが、半自作のあれは自作SGII胴体、3サーボ、自作尾翼だったので
250gしかなくとても軽かったし尾翼も違う。今回はフルカーボンということもあり全備270gとなったが、
翼面積が大きいのでこれで良いだろう。サーボについては、ELVはフライングテールなので385、
AILは丈夫なカーボナイトギアの5045にした。5045はポテンショメータのブラシが2本で安心だし、
実際トラブルを経験していない。小さな最新5035は信頼性の高いポテンショメータとメーカーでは
言っているが、実はブラシが1本だ。

<飛行編>
 重量級ながら1投目でサーマルで豆粒になってしまった、ブラスター恐るべし。エルロンがよく効く
ので、エルロントラベルは少しだけにしてある。小さな舵角で済むので、主翼の大切な形をあまり変
化させずに飛行できる。 そして外乱を受けにくいのもブラの特徴だ。これは大きめの上反角、翼の
重量、平面形、翼厚などのすべてが関係している。強風下の修正が楽で、失速特性も緩やかなので
初心者にも飛ばしやすい。 一方、ランチで重さを感じるのは仕方がない。 ただし、重いとランチで
上がらないかというとそうではなく、赤筋が多くてパワー型の人ほど最適ランチ重量が重いほうにず
れる。一方、瞬発型の白筋が多い人でパワーが無い人ほど、最適ランチ重量は軽いほうに動くのは
以前書いた通り。重さと抵抗と筋肉の特性、風速などの条件により、上がりやすい機体の最適質量
が変わる。ジャベリン時代に200gより400gの機体の方がが良く上がっていたことがあったがそういう
複数のファクターが関係している。試しにティッシュペーパーを投げてみればいい。軽量でさえあれ
ば上がるというわけではないことが分かるだろう。


▼SNIPE-light
sDSC_0052.jpg

<製作編>
 SNIPEで注意が必要なのはELVホーン。切り欠きにワイヤーを引っかける仕様だが、ELV動翼を草で
押されるとワイヤーが必ずたるむ(サーボは動かないのだから)。そしてワイヤーが外れる。SNIPEは
下尾翼だから、草で押されるリスクも高い。このホーンをそのまま使ってはいけない。ロービングや
ピアノ線・カーボンピンなどででふたをするか、ホーンを作り直したほうがいい。接着面積も小さいので
今回はRUDホーンとともに作り直した。

 AILホーンだが、接着位置が説明書にCADで描いてあるが、実際にはピン溝がすでにモールドされてい
て、位置が自動的に決まってしまう。これはとても楽だし、ヒンジにも負担がかからない素晴らしい構造だ。
しかしその位置で接着すると、ブレーキを大きく降ろしたときにホーン根元がなぜかポッド上面に当たって
しまう。そこでポッドを少し削ることになった。

 純正のAILロッドだとフラッターが起きることが海外でも報告されていて、サポートをつけたりしているよう
だが、今回はカーボンパイプを採用した。ロッドの長さをキッチリ調整したいのでアジャスターをサーボ側
に付けた。
sDSCF0204.jpg

 ウイングボルト受けはやはり頼りない(特に後ろ側)。Blasterと同様に貫通ねじ切り加工して長い
ボルトに変更した。

<飛行編>
本体224g+バラスト6gで総重量230gになった。
飛行させてみたが、荒れた中では、Blasterに比べて大きめのエルロン動作量が必要だ。CGは
JW氏とほぼ同じ。最近はラダーレスに慣れていたはずだが、今回はラダーへのミキシングも入
れた。しかしエルロンの効きはラダーでは根本解決にならない。荒れた中や、癖のあるサーマル
ではエルロンで入っていかないと弾かれるし、エルロンの大舵はどうしても翼の効率低下と引き
換えになる。例えばFW3改は少ないエルロン舵角でよく効き、ラダーレスでもきびきびと動く。
自作胴体のためSNIPEより軽く、翼面荷重がずっと軽い、つまり機速が遅いにもかかわらずで
ある。エルロンが効かない要因はいくつもあるが、動翼のねじれ、いわゆるヒンジ負けは無い
ようだ。無風では普通の効き(と言ってもやや効かないほう)であまり問題はないが、荒れたコン
ディションでは風に負けて瞬間的に効かなくなることがある。とはいってもエルロンの効きが
悪い機体はほかにもたくさんあるので、これからの課題ではあるがまずまずの合格点ではある。
 次に、直進性がやや悪い。荒れた中では修正舵が多めになる。JW氏もピクピク動くのが唯一
の弱点と言っている。Tweagleの開発時のテストの話で、下尾翼でショートテールだと突然こける
ことがあったが、上尾翼にしたら解決した(過去の記事参照)とのことだったから、下尾翼も1つの
要因かもしれない。(それ以外にも複数ファクターが関係するが) 荒れた中での安定性は上反
角ではごまかせない。主翼の平面形からノーズの長さまで、大きな要因が沢山ある。
  理想的には舵を打たなければ安定していて、少ない舵でクイックに動く、であるが色々な
ことを知らないと設計はなかなか難しいし、沢山のテストも必要になるし、生産工数にも影響する。

 ランチでは、ブームが負けているような挙動をする。実際、手で曲げると剛性感が少ない。
ブームの剛性はリリース時のピッチに影響する。その対策のせいかどうかわからないが、
JW氏はランチ時にアップトリムにしている。同じ初速度なら経路が短いほうが高く上がるからだ。
ふつう軽量機は上に投げやすいのでUPプリセットはあまり必要ないのだが・・・。もちろん重心を
前にして誤魔化すことはできるが、重心をランチのために合わせたくはない。重心は滑空で適切な
迎え角で飛ぶために取り付け角とセットで合わせるものだ。今時の高性能DLGはどれもブームが
太くて剛性がもっとある。ねじれ方向の剛性も重要だ。
(左がSNIPE)
DSCF0196_R.jpg

 ノーズまで伸びたカーボンブーム。これは電波にとって良くない。ノーズはフルアラミドがベスト。
実際、自作フルアラミドSG2ポッドは何本も使っているがは2.4Gでホールドに入ったことはない。
しかしSNIPEでは同じRx,Txで3日目にしてホールドに入って冷や冷やした(ダメだと思ったが地上
すれすれで復帰した)。Txアンテナはいつもの通りくの字型で下に向けているので、アンテナが機体
の方向と平行になるなんてことは、機体が地面の下に潜るか、自分の後方に行かない限りありえ
ない。電源コネクタも互換品なんて使わずJR純正の新品だ。ノーコンの要因はいろいろあるので
色々考えたがカーボンブームが怪しい気がする。隠蔽されないように配置してあったが姿勢に
よっては影になるかもしれないし、カーボンからの反射波との干渉も気になる。
 海外で大丈夫であっても、電波法の違いでTxの電波が強かったり、近くにノイズ源が無い広々とした
飛行場であったりと、日本の状況とは比べられない。日本でも電波をもっと強くしてもらいたい、安全
のために。
sDSCF0206.jpg
 またこのブーム、メカ室の容積を無駄にしている。よって太いノーズの割にサーボの並列ができない。
Tweagleは、ショートノーズのために極力サーボを前に持って来ようとして、つまり並列にしようとして
太くにしたのかもしれない。太いと言ってもSNIPEと変わらないが。

 F3K機は静気流で真っ直ぐ飛ぶときのL/Dさえ良ければいいというものではないし、ランチで高く
上がればいいというものでもない。ランチで2・3mどころか、5mや10m高く上がったとしても、荒れ
た中で暴れる機体なら、5mや10mなんて一瞬でロスしてしまう。キャンバーを0.5mm単位で合わ
せたところで、エルロンをバタバタ動かすようでは、翼形なんて崩れっぱなしだ。
 ジャベリン時代は安定性がとても重要だった。初期高度が低いからだ。暴れて1回でもロスしたら
そのラウンドを落としてしまう。勝つためには風で暴れない機体が必要だった。しかも重いとすぐ落
ちてくるので、軽量機でありながら安定させる難しさがあった。DLGは初期高度が高いのでミスを
誤魔化しやすいわけだが、勝つためには安定性はやはり重要だと思う。
 空気が動く中で遠くまで行ったり、弱いサーマルに乗るには、外乱に負けず、なおかつより少ない
舵角で自由自在にコントロールできる性能が必要だ。エルロンの効きのみならず、動安定、直進性
など、とても沢山の設計ファクターがあるので設計はとても難しいし、優れたフライヤーも必要だ。
優れたマシン開発には優れたトップライダー/ドライバーが必須というのと似ている。

 軽量機のこれからの課題は、いかに安定性を確保するか、そしていかに少ないエルロン舵角で
エルロンを効かせるかかもしれない。翼端側の動翼面積を増やすと効くようにはなるが、耐フラッ
ター性が落ちるので剛性を高める必要があり、重量が増え、動翼が重くなると再びフラッターの収束
が遅くなるから難しい。
 次のSNIPE2は、テールやノーズが短くなってターンしやすくなったりするのだろうか。水平尾翼は上配置
になるのだろうか。ホーンの切り欠きは改善されてくるのだろうか。主翼サドルも細くなって有効翼面積が
増えてくるのだろうか。そのころ、Tweagleはどうなっているのだろうか。

 売れに売れている(らしい)SNIPE。綺麗なペイントがあり、メカトレイを作る必要が無く、色々なところが
加工済で、説明書もあり、悩むことなく誰にでも作れ、ノーズから落ちても壊れにくく、フルランチでも壊れ
ず、非力な人でも投げやすく、各国国内の店から購入できる、こういった条件が揃った受け入れられやす
い機体はあまりない。開発・生産・テストにかかわり、いま不安定ななかで生産しているウラジミールモデル
の彼らに敬意を表したい。ウクライナに平和がもたらされるといい。
Tweagle comming
【Tweagle】 何か月前の注文だったろうか。どれも綺麗。TWISTER3も来た。
2014オランダ選手権第3戦も優勝したとのことで、3連勝です。
 ※TweagleなどのDLG情報はFBでも流しているので、早く知りたい方はそちらを。
DSCF0155_R.jpg

▼SNIPEとの比較(ノーズ): 前縁を合わせてあります。
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ノーズがかなり短い。これはTW3から一貫しているが、やはりお約束の慣性モーメントの減少(ヨーのドリフトを減らしてランチUP)が目的だろう。さらに、CGより前の側面積が減るということは、アクロ機のナイフエッジ効果が減るのと同じ理屈で、リリース後のヨードリフトが減少し、ランチ高度UPになる。さらには空力的なピッチへの悪影響(ピッチ復元を妨害)も減少するわけだから、ショートノーズは一石三鳥なのだ。
 太さはSNIPEも同じくらいだが、ウラジミール胴体は貫通ブームのために容積が無駄になっていて、太い割にメカが積みにくい。コーンがBlasterと共通だが専用設計にしてもらいたいところだ。これは単にコストを下げるためだろう(といってもSNIPEはぜんぜん安くない)。
 一方、Tweagleは中が空っぽだから容積をフルに使える。4サーボをノーズに入れる設計だ。


▼SNIPEとの比較(尾翼):
DSCF0178_R.jpg
面積はTweagleのほうが少ないと思う。しかもブーム上の水平尾翼取り付け位置がSNIPEよりかなり前だ、凄い。それでいて安定させるためにいろいろな工夫があると思われる。(少なくとも4つは見つけた)。ランチ高度UPのために犠牲にした安定性をカバーするために、基本的に安定志向の設計に見える。コンテストでは安定性はとても大切だ。


▼SNIPEとの比較(midポッド):
DSC_0028 (2)_R
翼下ポッドは、SNIPEは最大で34mmも幅があるので、有効翼面積が減ってしまうし、まるでスパンも短くしたようなもの。 Tweagleの翼下は細い! SG2のような感じのパイロン方式だ。パイロン断面は対称翼形になっている! 抵抗が少なそうだ。この細さでエルロンロッド内装である! クリックすると拡大して、まるでF1のステーのような空力的に理想的な断面であることがわかります。


しかも前縁は浮いている!
DSCF0200_R.jpg
有効翼面積が大きくとれるし(前縁はフルスパンが有効! SNIPEは34mmも無駄!)、胴体との境界線で生じる抵抗も減るはず。(境界線が短くなるので) これもまるでF1のウイングみたいです。胴体には少なくとも3種類のカーボンを使っているように見える。

▼SNIPEとの比較(ブーム):
DSCF0196_R.jpg
前のほうはSNIPEよりかなり太い。長さはもちろんSNIPEより短い。ねじれ剛性は高いと思われる。リリース後の水平尾翼の傾き(ピッチ癖やエネルギーロスが出る)を抑えるのに有効だろう。

ウラジミール機は概して商業的(商業的に成功することを優先する傾向)な印象だ。ただそれはそれで大切なことだから勘違いしてはいけない。グライダーを広く普及させるためには、作りやすさ、安定した生産、代理店の確保も必要なのだから。ウクライナが平和であるといい。

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Tweagleの上尾翼
Q. Tweagleは、なぜ水平尾翼を上にしたのか?

A.私はTW3でいくつかの短いブームのテストをした。その際、下尾翼の場合は低速時に変な挙動を始めることが
あった。それは突然、左か右にターンしてしまうというものだ。それは、上尾翼にしたら解決し、その後は短いブーム
であってもとても良い結果が得られるようになった。小さなターンが容易にできるし、効率の良いロスの少ないターン
が出来る。そういうわけでTweagleでは、そのような短いテールに上配置の水平尾翼を組み合わせ、良い結果を得
ている。
 以前TW2において、(ランチで)すぐにピッチアップせず、しばらくの間フラットに出ていくという課題があった。
それはトーションバースプリングの弱さではなく、胴体・ブームの剛性に起因することが分かった。そこでTW3では
多目のカーボンファイバーを使わざるを得ず、若干重くなっていた。そこでTweagleでは楕円ブームを廃止し、真円に
戻したが、ブームを短くしたため、全方向に対して高い剛性が確保できた。その結果カーボンを減らし、ブームを
さらに軽くする(つまりヨー方向の慣性モーメントを減らす)ことができた。
Tweagle DLG
Tweagleの戦績報告が来ています。
 オランダ選手権第1戦 1位、2位
 オランダ選手権第2戦 1位
 ユーロ/ワールドツアーHerte 1位


さて、汚染水(トリチウム汚染水)はどうするのでしょう?

トリチウムって何でしょう?
水素の同位体です。つまり単なる水素です。
酸素と化合して水になります。

汚染水は、トリチウムからできた水、を含んだ水です。
実用上、分離できる技術はありません。ぜんぶ水ですから。

トリチウム、つまり水素から何ができるか?
タンパク質、脂質、炭水化物、遺伝子DNAなども水素の化合物です。
つまり我々の体もできます。

DNAをつくっている水素がトリチウムになったらどうなるか?
時間がたつと放射線を出して、ヘリウムになります。
するとその部分の遺伝情報が変わります。突然変異やガンの原因になります。

しかも・・・
トリチウムでできた水は、蒸発し、雨になります。
植物は水を吸収し、それを動物や魚が食べます。
そして環境中で循環します。水素の循環です。
除染なんてできません。ぜんぶ水ですから。

どうするんでしょうね?
どうしようもないんです。現在の技術では不可能です。
だからタンクがどんどん増えている。
ある意味、世界最強?
なんと・・・こんなに安いDLGがあった!。
http://robin.jp/SHOP/WM_DLG_HL.html
http://www.world-okabe.com/newpage50.html

単位価格あたりの性能は世界最強?
そのままはつくらず、軽量化、カーボン補強してスーパーチューンとか? そしてシャーレ機を負かすとか?

改造して1300mmスパンにすれば、サーマル入れ食いだったこいつ↓の再来になる?
http://www.geocities.jp/hlgpark/jiman/myhlgs/myhlgs.html#EVO

こういったものの存在はとっても大切です! 裾野を広げることになるので。

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春の空撮
Twister3を1機放出します。某オークションに出しました。

今日はトンビがあまり飛んできませんでした。風があるからでしょうか。
ハンドランチャーは風に負けちゃいけません。

バシッと投げます。ゆっくりとしか上昇しません・・・しかし風に流されないようにしながら粘ります。
期待通り、途中から上昇率が上がっていきます、そしてお約束の豆粒、米粒、そしてゴマ粒に。

ゴマ粒レベルの上空ではかなり広範囲のサーマルで、真っ直ぐ飛んでも勝手に上昇します!
目を離すと視界没。危ないので心眼も使いながらローリングサークルで高度処理。

アクロをやめるとまた勝手に上がってしまう!
スピードモードで前進させてずっと前にやりますが降りてきません!
どこにやっても降りてきません!

アクロをしたり、移動したりを繰り返しながら、バッテリーが許す時間まで遊覧飛行。
最後はまたアクロで高度を落とし、車の前でランディング。

動画では、回すのを躊躇して、複雑な位置換えをやりながら風と戦っている様子がわかると思います^^

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Launch SW 移動
ランチスイッチを奥に移動しました。ランチOFFがやりずらかったためです。
設定でスイッチ割り当てが自由に変えられればいいんですがそれができないので。
ロングSWとショートSWの位置を逆にしました。コードの延長が必要で、はんだ付けをやり直しました。

ランチをショートSWにしたのは破損リスクを減らすため。
中のベースナットも抜いてSWを高く出し、指がなるべく根元にかかるようにしました。
DSCF9952ARROW.jpg


延長したコードはタイラップで止めるなどして、スティック機構に接触しないようにします。
カバーを合わせる時も干渉しないかチェックが必要です
DSCF9945.jpg

あとは3モードスイッチのポジションが手探りでわかると使いやすいと思うんですが・・・いいSWないかな。
音声読み上げテレメトリもJRで出て欲しい。できればランチ計測モードをつけて。ランチSWオンで高度が
ゼロリセットになり、ランチOFF後10秒以内の最高高度をしゃべってくれればいい。あるいは右奥のSW
オンで、その瞬間の高度を読み上げてくれればいい。「90m」とか、簡単でいいから。

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Twister3 ディザー尾翼
▼Twister3の予備ディザー尾翼、1セットだけお分けできます。
DSCF9933s.jpg
欲しい方はコメント欄にシークレットモードでご連絡先をお書きください。

▼TweagleのページにL/Dについて追記しました。Tweagleのほうが、より競技志向の感じ。

▼今日は雪の中で Twister3、VooDoo改2を飛行。
1s25DSC_0033.jpg
VooDoo改2はカメラを搭載。Twister3の蛍光イエローが目立ちます。

Twister3はRDSで、スキンカットレスで完全フラット! リンケージ抵抗=ゼロ!
2sDSC_0043.jpg
冬の夕暮れ時、風もなし、サーマルもなし、ターンもなし、なのに2分以上余裕で飛んでしまう。

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